【パワプロ2024-2025】「栄冠ナイン」3年で甲子園を目指す初心者攻略まとめ

2024年11月3日

「パワフルプロ野球2024-2025(パワプロ2024-2025)」にも実装されている栄冠ナインは、野球アクションをする必要がないことから、パワプロ初心者や野球アクションが苦手な人にも人気のモードです。

とはいえ、栄冠ナインで覚えることは意外とたくさんあり、それを知っているかどうかでチーム力は大きく変わってきます。

この記事では、初心者が3年で甲子園を目指すことをコンセプトに、栄冠ナインでまず知っておきたいことを一通り解説します。

甲子園出場とは?

甲子園は兵庫県にある野球場の名前です。夏と春の2回、各地から代表校が集まり、高校野球の全国チャンピオンを決める大会が開催されます。

甲子園に出場するには、夏は7月の都道府県大会をすべて勝利、春は9月の都道府県大会で2勝、地方大会2勝(地方大会1勝なら40%)が必要です。

ゲームスタート時の進め方

自動交代はオフに

何より先に、「システム」→「ゲーム設定」から「自動交代」はオフにしておきましょう。

オンのままにしておくと、意図した選手交代ができなくなりますし、エースピッチャーが勝手に変えられて育成途中の1年生ピッチャーが勝手に登板しているなんてことがあります。

それ以外は、初期設定のままでOKです。

1年目新入生の厳選(リセマラ)

3年で甲子園を目指すのであれば、最初の新入生である程度強力な選手がいると、その後の展開が楽になります。

具体的には、強い転生選手・OBがいるかどうか。性格の天才肌、内気が見極める条件になります。特に、投手で強力な転生選手や天才肌の選手がいると、甲子園はグッと近づきます。

夏以降を見据える

1年生が加入してメンバーが揃った後、一度ベストメンバーでスタメンを組みましょう。

その後、3年生が抜けたときに足りなくなるポジションをチェックします。もし足りなくなるところ、または極端に弱くなるところがあれば、早めにコンバートしておきます。

適正のないポジションにつくと、守備力ががくっと低下します。3年生が抜けてからではコンバートが間に合わない可能性があるので、4月のうちに確認して5月の練習指示でコンバートすることをおすすめします。

なお、3年で勝負するなら1年目は2年生を優先、2年目以降は1年生を優先してコンバートしましょう。そうすることで、3年目に主力になる初年度の新入生を、コンバート以外の練習に専念させることができます。

止まるマス・カードの選び方

青マス・黄色マスを基本

プラスのイベントが発生する青マスをベースで考えつつ、黄色マスがあれば大きい数字のカードで踏みにいくと多くの経験値が得られます。

疲れがたまっていれば緑マスにも止まりましょう。体力が少ない状態では練習で得られる経験値が少なくなります。

特訓マス(バットとボールのマス)は絶対に止まりにいきましょう。特殊能力ゲットのチャンスです。

逆に、マイナスのイベントが発生する赤マスは、できるだけ踏まないようにしましょう。

OBマスの効果

2年目以降に出現するOBマス(卒業生がいるマス)もなにかといいことがあるので、必要に応じて止まりましょう。

卒業生がどの職業につくかは、プロ野球選手以外はランダムです。優先度が高いOBは以下の通り。

  • アイドル:練習効率アップイベント
  • プロ野球選手:赤特を消すイベント
  • 占い師:性格を変える(内気狙い)
  • ミゾット社員:器材交換券や耐久値の回復

練習効率アップの次は大きい数字の練習を選ぶ

練習効率が上がるイベントが発生した次のターンは、練習で得られる経験値が多くなります。卒業式、進級など確定で上がるタイミングがありますので覚えておきましょう。

練習効率が上がったら、大きい数字の練習をしましょう。練習効率の上がり幅には「小・中・大」の3段階あります。黄色を踏めばさらに効果アップです。アイテムでカードを入れ替えたり、数字を大きくしたりするのもありです。

「観戦」のカードのみ、効率アップの効果が2ターン続きます。通常は「小アップ」の効果ですが、観戦を使ったターンで練習効率中や大のイベントを起こすとそちらが適用され、中や大の状態が2ターン続きます。

アイドルやクリスマスイブが踏めそうなときに観戦カードを持っていたら、ぜひ狙ってみましょう。

止まるといい日付

特定の日付や期間に止まると、ラッキーなイベントが起こることがあります。いくつかありますが、効果の高いものや発生しやすいものを紹介します。

7月21~30日の青マス

2月1~10日の青マス

※甲子園出場決定時

甲子園の出場が決定しているとき、この期間に青マスに止まると、低確率でインタビューイベントが発生します。

このとき、自分のチームで強化している能力の選択肢を答えると、高い確率で青特を入手できます。

12月24日 この日に止まると、クリスマスイベントが確定で発生します。確率で練習効果大アップの効果が発動しますので、発生したら数字が大きい練習アイコンで進みましょう。
8月21日(※) 甲子園に出場できなかったときに止まると、後ろ数マスが特訓マス、もしくは緑マスに変化します。

事前に1の練習アイコンをためておくと、たくさん踏むことができます。

※北海道や東北など夏休みの異なる地域では、8月21日より前に特訓マスイベントが発生します。
8月10日:北海道、岩手、宮城、山形、福島、長野
8月15日:青森、秋田

その他イベントは以下の記事で紹介しています。ただ、すべてを意識すると大変ですので、まずは上の3つを覚えておきましょう。

戦績ポイントの使い方・優先度

公式戦、練習試合に勝つと戦績ポイントがもらえ、5回勝つごとにショップで各種アイテムと交換できます。

戦績ポイントを優先して使いたいのが器材交換券です。器材によって練習がパワーアップするほか、グラウンドレベルが上がって練習経験値が多くなります。

器材は1000ポイントのものを優先して入手しましょう。入手した器材交換券は、使用することで効果を発揮します。

3年で勝負するなら、「お褒めの言葉」を優先するのもひとつの考え方です。公式戦前にエースのテンションがダメダメのとき、お褒めの言葉でテンションを上げておくことで、よい調子で戦える可能性が高まります。

発売後2回のバランス調整により、本作はテンションが下がりにくい仕様になりましたので、それほどたくさん用意する必要はなくなりました。

特殊能力・合宿

合宿

合宿は7月と12月にあります。1か月前にやるかどうか聞かれますが、必ずやりましょう。特殊能力をゲットできるチャンスです。

選手のテンションが超ノリノリだと、特殊能力の取得確率がアップします。練習確認画面で電球マークがついていますので、合宿や特訓マス前に確認しておくとよいでしょう。

注目選手に選ばれる選手はランダムです。練習アイコンからゲットできる特殊能力は、練習内容に関連した特殊能力からランダムで選ばれます。

合宿前にカード内容を調整しましょう。打撃系や投手系の練習アイコンを多めに残しておくと、試合の戦術選択の数字を大きくするのに役立つ特殊能力を取得できる可能性が高まります。

おすすめ特殊能力

取りたい特殊能力ですが、まずは学年に1人「ムード○」がほしいところ。ベンチにさえいれば全員のミートとパワーを底上げしてくれます。ムード☓がいても、ムード◯の選手と同数なら効果は相殺、ムード◯が多ければそちらが優先されます。

「キャッチャーA・B」も強力です。ランクに応じて投手の能力を底上げしてくれます。ほかの能力が多少劣るくらいなら、キャッチャー持ちを正捕手にしたほうがいいでしょう。

それ以外では、試合でレベル6以上の出現条件になる特殊能力をおすすめします。また、特能マスに止まったときに星の数が多い(取得難易度が高い)能力は、基本的に強力です。

育成・性格

育成方針は打撃重視

入学式後と夏大会後に育成方針を決める場面があります。選んだ内容によって練習時に出現するアイコンのでやすさが変わります。おすすめは打撃重視。打撃は守備や走塁と比べてステータスが上がりにくいためです。

個別のステータスでは、ミートと走力を優先して上げることで、試合時に強い戦術の「転がせ」の数字が大きくなります。

それ以外では、性格ごとに上がりやすいステータス、または特殊能力とマッチするステータスを上げていくとよいでしょう。弾道は2あれば十分。雨で練習効率が落ちる6月を弾道練習にあてるのが定番です。パワー系の選手なら、3以上も検討しましょう。

投手では、先発投手のスタミナはDあれば、伝令のスタミナアップで補えます。球速は上げやすく効果も高いですが、コントロールや変化球の総変化量が少なくても打たれやすいため、バランスよく上げていきましょう。

天才以外なら内気・ごくふつうが強い

性格は、各ステータスの上がりやすさや試合時の固有戦術、伝令の種類に影響する要素です。占い師のOBがいれば変更するチャンスはたくさんありますが、卒業生の就職はランダムなため、3年の範囲でプレイするなら使えない可能性もあります。

天才肌に続いて優先度が高いのが内気です。内気の固有戦術「◯◯の魔物」を使うと、1イニングの間、相手選手がエラーしやすくなります。できれば7回以降、アウトカウントが少ないところで使えると効果的です。

また、内気とごくふつうは、守備伝令で投手のスタミナを上げることができます。伝令は上級生のほうが効果が高くなるため、これらの性格の選手を控えに置ける状況が作れるのが理想的です。

試合の立ち回り

注目選手

試合前にレギュラー選手3名のうち1名を注目選手に選びます。注目選手に選ぶと出番時に確定で指示ができます。試合経験値は指示ごとに入りますので、注目選手はよく育ちますし信頼度も上がりやすいです。

実力差のある試合では育成したい選手を、そうでない試合では調子がいい主力選手を選びましょう。

天才肌の「急成長」は、試合で獲得する経験値が大幅に増えます。できれば注目選手にして成長を手助けしてやりましょう。

数字は大事だけどそれだけで判断しない

試合中の戦術選択では、選手の能力や信頼度、調子などの要素で決められた数字が表示されています。基本的には、「おまかせ」「ストライクを取れ(投球時)」以外で数字の大きいものを選べばよいでしょう。

打撃戦術では「転がせ」が強い戦術として知られています。ミートと走力を上げていれば、転がせの数字が高くなります。あわせて、「ミート重視」にしておくことをおすすめします。

相手の能力を見ることも大切です。例えば、プルヒッターを持っている選手は強振で引っ張った時に強い打球が飛びます。そんな相手には、引っ張りにくい外角中心に攻めるといった具合です。

「盗塁」を数字だけで判断すると失敗しやすいので、相手捕手の肩力とランナーの走力・特殊能力を見て判断しましょう。「ヒットエンドラン」は空振るとランナー単独での盗塁になります。ミート多用の積極打法でバットに当てにいきましょう。

信頼度の低い下級生のうちは、数字が小さめです。信頼度は試合で出番が回ってきたり、イベントで上がったりします。主力に育てたい選手は、なるべく多くの出番を経験させてあげましょう。

試合運び

1年目からベストメンバーで

栄冠ナインでは、1年目の夏に3年生を積極的に使うか、1,2年生を優先するかは意見が分かれるところです。

私の考えでは、3年生も含めてその時点のベストメンバーで戦うべきです。結局のところ、勝ち進んでたくさんの公式戦をこなしたほうが、仮に途中出場であってもより多くの経験値を稼ぐことができるからです。

多くの選手を試合に出す(パリコレの活用)

試合では、なるべく多くの選手を試合に出しましょう。試合経験値は、スタメン>途中出場>ベンチ>ベンチ外に分かれており、それにプラスして、打席や投球で戦術を指示して1打席を終えたときにも経験値が入ります。

できれば打席に立たせたり、投球させたりするのが理想ですが、状況的にそれが難しいときは、代打を出してすぐ交代を延々と繰り返す、いわゆる「パリコレ」を行うことで、経験値を無駄なく獲得できます。

固有戦術の使いどころを見極める

試合に一回しか使えない固有戦術(右端にある赤いカード)はここぞという場面で使いましょう。例えば「〇〇の魔物」「ゆさぶる」のような1イニング効果のある固有戦術は、アウトカウントが少ないところで使ったほうが効果が長持ちします。

また、固有戦術はなるべく試合後半で使うようにしましょう。これにはさまざまな理由があり、試合後半は出番が多くなり能力アップを活かしやすいこと、相手投手がスタミナ切れ、または交代で弱くなっている可能性が高いことなどが挙げられます。

伝令はケチらない

伝令は攻撃時に3回、守備時に3回使うことができます。ここぞという場面では躊躇せず使っていきましょう。

特に守備伝令で投手のスタミナアップの効果がある「励ます」は、スタミナが切れた後で使っても十分な効果を発揮してくれませんので、早いイニングで使うことをおすすめします。

新入生スカウト

学校の評判と選手の戦績で成功率が決まる

11月から2月は新入生スカウトができます。練習アイコンの中に出る「新入生スカウト」を使うか、「新入生の履歴書」を使うとスカウトに出かけられます。

もちろん強い選手を獲得したいところですが、スカウトの成功率は学校の評判と選手の戦績によって変動します。例えば弱小やそこそこのときに、全国大会クラスの選手のスカウトに成功する確率は低くなります。中堅以上なら全国大会クラスも取りやすくなります。

とはいえ、3年での甲子園出場を狙うなら、多少成功率が低くても、転生選手など能力の高い選手を狙うのもありです。

寸評で特殊能力や天才肌をチェック

能力と合わせて、寸評をよく見ましょう。この部分でどんな特殊能力をもっているか見分けることができます。現チームにキャッチャーの特殊能力をもっている選手がいなければ、「好リードが光る」は狙っていきましょう。

また、天才肌の可能性がある選手は、「彼は天才なのかもしれない」という寸評が出ます。確定ではありませんが、当てれば大きな戦力ですのでぜひ狙いましょう。

それ以外では、ムード◯がいなければ「盛り上げ役」、戦術レベル6以上を出すのに必要な特殊能力(アベレージヒッターや内野安打〇など)を持っている選手の優先度も高くなります。

まとめ

長い記事になりましたが、3年で甲子園を目指すだけの情報はお伝えできたと思います。

新入生に恵まれていれば、そこまで深く考えなくても甲子園に行けたりもしますし、当たる相手によっては育成がうまく言っていても負けることがあったりもするのですが、勝てる可能性を少しでも高めるために、今回紹介した内容を参考に、栄冠ナインを楽しんでみてください。