「プロスピ2026」は2026年7月16日に発売決定。WBCモード搭載も2027年シーズン対応は確約なし
株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、「プロ野球スピリッツ」シリーズ最新作となる「プロ野球スピリッツ2026(プロスピ2026」)」を、7月16日(木)に発売することを発表しました。対応機種は前作と同様、PS5とPC(Steam)です。
この記事では、プロスピ2026に搭載されるWBCモードなどの紹介と、今作が「2026」と単年表記になっている理由についての考察を行っています。
WBCモードが目玉
本作の目玉としてアピールしているのは「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC」モードです。
大谷翔平選手をはじめ、アーロン・ジャッジ選手、ロナルド・アクーニャJr.選手、フアン・ソト選手、ブラディミール・ゲレーロJr.選手などのスーパースターが所属する各国代表が実名で登場します。
また、過去の「WORLD BASEBALL CLASSIC」で優勝した歴代日本代表チームも特別収録され、勝利の栄光や記憶に残る名シーンを残してきた日本代表を「プロスピ2026」で楽しめます。


それ以外のモードは以下の通り。前作との違いは、課金モード「myBALLPARK」がカットされ、WBCモードが入ったことでしょうか。
- 対戦
- ペナントレース
- スタープレイヤー
- 白球のキセキ
- スピリッツ
- チャンピオンシップ
- プロ野球速報プレイ
- グランプリ
- ホームラン競争
- チームエディット
- エディットシェア
- その他
【考察】なぜプロスピ2026は2027年更新を確約していないのか
さて、ファンとしてはゲーム内容も気になることでしょうが、それ以上にタイトルが「プロスピ2026」となっていることも大きな関心事項です。
タイトルだけではなく、公式サイトやプレスリリースを見ても、2027年データへのアップデートに関する確約はありません。
もちろん、タイトルに「2027」がないからといって、2027年度データへの更新が行われないと決定したわけではありませんが、付いている場合と比べて可能性が低くなったのは間違いないでしょう。
ここで、考えられる理由をいくつか挙げてみましょう。あくまで私個人の見解であり、公式発表に基づくものではありません。
可能性1:WBCの権利問題
まず思いつくのが、今作の目玉であるWBCの権利問題。
これについては、同じKONAMIから発売される「パワフルプロ野球2026-2027」がWBCや海外選手実名搭載で2年更新を確約していることを考えると、その違いは何だという話になります。
ただ、プロスピは世界200以上の国と地域で発売されますので(パワプロは不明)、そのあたりの扱いが異なる可能性は留意しておく必要があります。権利関係は複雑で、すべてが表に出てくることは稀ですので。
1年契約にすることでライセンス料が安くなるみたいな条件があるかどうかは、私には分かりません。
可能性2:1年に1本出す方針に変えた
2つ目は、1年に1本出す方針に戻した可能性です。
KONAMIが「高くても毎年買ってくれる固定ファンがいる」と判断しているのであれば、ない話ではありません。
とはいえ、変わり映えしないのに毎年出すとなるとファン離れを招く結果になりますし(かつてのスポーツゲームはそれで衰退したと思っています)、そもそも売上規模でパワプロに及ばないプロスピで、これをやるだけの会社判断ができるのか大いに疑問です。
KONAMIでは、パワプロやウイイレ(現在はeFootball)ですら単年販売を止めている中で、プロスピが単年販売に戻る可能性は、極めて低いと考えます。
可能性3:パワプロと発売年をずらしたい
3つ目は、2026年だけ特例的に1年対応で出して、2027年に「2027-2028」を出すことでパワプロと周期をずらす可能性です。
現在は、「パワプロ2026-2027」を6月に発売した後、「プロスピ2026」を7月に出すという、「どういうスケジュールだよ」と突っ込みたくなる感じになっています。
両作の発売年をずらせばそれぞれプレイしてもらえる可能性が高まると考えるのは自然な発想に見えつつ、KONAMI自体が両作のターゲットを明確に分けている雰囲気もあるので、かなり希望的観測が含まれるなとは思います。
このスケジュール感で、パワプロとプロスピのどちらを買うか迷う人がどれくらいいるのかは気になるところです。
可能性4:2026の売上を見て判断
私の中でもっとも可能性が高いと考えるのが、「2026の売上を見て判断」です。
前作「2024-2025」の売り上げについて公式発表はありませんが、国内のPS5単体で10万本超とされています(推計値にはDL含む)。
海外でめちゃくちゃ売れたという話も聞きませんし(もしそうなら絶対発表している)、Steam版の総レビュー数が1200ほどであることを考えても、この数字からそれほど大きな上積みはなさそうです。
ちなみに「パワプロ2024-2025」は、出荷本数がシリーズで初めて、100万本を突破したとの公式アナウンスがありました。
こうした状況から、プロスピ2026は現時点で、2027年度のデータ更新にまで対応する余裕はないと判断されている可能性が高いのではないでしょうか。
もし前作と同等かそれを上回る売上を記録し、各方面で話題となれば、自然と2027年度データに更新しようという機運も高まってくるはずです。
懸念事項があるとすれば、WBCモードが目玉となる中で、2026年大会が日本国内ではそこまで盛り上がりきらなかった点でしょう。あとは、PS5やゲーミングPCの普及状況ですね。

